自分の不動産は？確認方法は？

お知らせ

カウ不動産の「さとう」です！

お客さまからの売却のご相談の依頼を受けた際に、不動産会社がまず確認するのが『登記簿謄本』です。現代では登録をすればインターネットで取得できます。もちろん法務局といわれる登記所がありますのでそちらに足を運んで取得することも可能です。

ご自身の土地と建物が良くわからないこともあるかと思います。その場合は『固定資産税納税通知書』を確認してみましょう。ご自身の不動産が一覧で記載があります。また、本当にそうなっているかを登記簿謄本を取得して確認ください。

土地・建物登記簿の見本

※不動産登記の登記事項証明書等の様式（法務省）より引用

登記簿謄本は権利部と表題部に分かれます。また土地と建物で表題部に記載される内容が異なります。

土地の場合に記載されているのは所在・地番・地目・地積などです。地目とは、土地が宅地・田・畑・雑種地など23種類の用途の分かれていて、現在何に使われているのか記載があります。ただし記載はありますが登記簿と現況が違う場合もありますので注意が必要です。

建物の場合は、所在・地番・家屋番号・構造・床面積などです。種類とは、居宅・店舗・事務所・工場など建物が何に使われているか記載があります。構造には建物を建てるときの材料や屋根の種類、階数などが表示されています。また注意点ですが、例えば増築をした場合で増築した際に登記をしていない建物もあります。不動産広告の表記で未登記建物あり等と記載されます。

地図（公図）も一緒に確認しましょう

地方法務局　地図サンプルから引用

地図または地図に準ずる図面です。一般的に公図（こうず）と呼ばれます。法務局に備え付けられている図面で土地の区画を明確にし、地番を表示したものです。こちらも一緒に取得して位置関係を確認します。

ご自身の不動産を調べる際は上記２つは取得しよう

登記簿謄本や公図または地積測量図など法務局に備え付けれている書類がありますが、登記簿謄本と公図をみればご自身の不動産の把握可能です。実際に売買をする際は不動産会社が法務局調査以外にも役所調査や現場調査を行います。法務局に行けばどなたでも請求できます。請求する際に印鑑や身分証明書等も必要ありませんので、調べたいと思われる事がでてきたら取得してみてください！