不動産活用の計画段階

お知らせ

カウ不動産代表の佐藤です。

最近は相続の関係や土地活用などのご相談を受けます。相続税の心配であったり、老後の生活費の確保あったりと理由は様々ですが、不動産投資をしてFIREを目指す的なことよりも、地方では「先祖代々引き継いだだ土地を手放すのには、心情的な部分もあり、どちらかというと次の子供たちに引き継ぎたい。そのためのベストな選択として何かないだろうか」というのが一般的な所有者様の土地活用の着眼点になります。

計画段階のこと。相談内容など

土地・建物の不動産は立地等は当然違う訳で、所有者様の考えや環境は一人一人違う訳です。親がアパート経営をしていたとしても子供はまったく興味がない。むしろ都会にでて普通にサラリーマンとして生計を立てていることが多いです。

「建物が古くなってきて減価償却費も経費扱いできないので建替えしましょう」

「土地活用と言えば、アパート建築ですよ。とにかく建てて人に貸しましょう」

地方ではなにかとアパート・マンション建築を推奨されます。建築となれば費用も億単位でかかります。アパート建築等の不動産投資は、長期スパンでの投資なので仕方ありません。長期的に事業をしていく気持ちがある、もしくは次世代に引き継ぎができるのであれば良いです。

また、競合や需要のことも考えておかなければなりません。基本的に満室になる想定でのお話しで進めるでしょうから本当に借り手がいるのか、はたまた近隣の物件はどうなっているのかを見極めないといけません。

当然に所有者様も、計画当初は一辺倒の見方をする訳ではなく、駐車場にするか、倉庫を建てるか、アパートを建てるか、売却して資金にしておくか等々を検討されます。その計画段階の際にご相談をいただくことが多いです。その際には具体的に数字に落とし込みをしています。あくまで数字をみて判断していく。その上で家族間のことを考慮して進めていくスタイルを取っています。

空き家・空き室の社会問題もあって、次をどうしようかと考える時期になってきているのかもしれません。計画段階でのご相談をおすすめしています。