お知らせ

空き家の統計

空き家問題と言われますが、実際にどのくらいの空き家があるのでしょうか?少し前の数字ですが把握がしやすいので記事にしてみます。

日本に住宅はどのくらい存在するのか

2019年の時点で、日本の総住宅数は約6242万戸と統計されています。

ここでいう住宅は、一戸建てはもちろ、アパート・長屋などのように独立して家庭生活を営むことができる構造は各区画ごとに1戸の住宅として扱います。

日本の人口は約1億2600万人なので、平均すると約2人に1戸の割合です。

日本の「世帯数」はどうでしょうか?2019年の日本の世帯数は約5,800万世帯です。

これにより、総住宅数(6242万戸)-世帯数(5,800万)=約442万戸が、使われていない家、即ち空き家であると考えれそうですが、そうではないのです。

例えば住民票を移さず、学問や仕事の為に部屋を借りている学生や社会人がいるので、単純に1世帯1戸とは考えられない実状です。

では、空き家の数はいくつあるのかというと、2019年時点では約846万戸となりました。

この空き家数は、販売中で住み手を待つ建物や、賃貸住宅の入れ替えのタイミングで一時的に人が住んでいない建物も含んでいます。

こちらも単純に約840万戸空き家があると考えてはいけません。


空き家問題とは?

空き家の種類は2種類に分かれます。

上記の様な、通常の空き家と、その他空き家と言われるものです。

この「その他空き家」は約840万戸の空き家の内、約40%を占め、この割合が年々増加しています。

「その他空き家」が増えると、いったい何が問題になるのでしょうか?

実際に実務を通して感じることは、人が住んでいない管理が行き届かず、雑草など植物が無秩序になっているケースがあります。

また人が住んでいないことを良いことに、不法な侵入者が勝手に入り込む可能性もあります。

空き家にも管理が必要なのです。何もできないからとそのままにしておくと、火災・倒壊などの危険性があるので、定期的な管理で対応しなければいけません。

このように、放置している「その他空き家」が社会問題化しているのが空き家問題となるわけです。


広島県福山市を中心に岡山県西部(笠岡・井原・里庄)の空き地、空き家、相続不動産の売却活動に取り組んでいます。他社でなかなか売れない、活用方法が見当たらないなど、難しい不動産でもお任せください。最良のご提案をいたします!不動産売却・活用のことなら、カウ不動産LLCをぜひご利用ください!(^^)!