お知らせ
建築と不動産との関係性
建築(建設)会社と不動産会社って分かれていることが一般的だとおもいます。
なぜ分かれているのか疑問に思ったことないですが?
土地や建物を購入する側(買主)からしたら、土地も建物も一体型で考えるのが普通ですが、取引する際に分離している場合が多いですね。
例えば「それは建築会社に聞いてください」「不動産会社からの回答がないと分からない」等々。言われたことないですか~?建築業界と不動産業界って壁があるんです。
建築と不動産の壁
(右が建築⇔左が不動産)
ものづくり ⇔ 取引
学問・表現 ⇔ ビジネス
建築系学科 ⇔ 専門の学科なし
建築基準法 ⇔ 民法・宅建業法
建築士 ⇔ 宅地建物取引士
このように建築という分野には、建築や空間を無から創造する「ものづくり」の精神が根底にあります。建築分野は、ものづくりを通じて、依頼主や社会に貢献するのです。
一方の不動産の分野では、安全で正しい「取引」を実現することで、顧客や地域社会に貢献したいと思っています。これからの不動産と建築との関係は、お互いの相乗効果を高めるセンスが必要になってきます。建築のことは分からない不動産会社、不動産取引のことが分からない建築会社・・・。
このような関係性だと、顧客が振り回されて、楽しいはずの家づくりが楽しくなくなったりと本末転倒です。顧客のことを第一優先に、不動産取引・家づくりと進めていけるパートナーと巡り合いたいですね!